・ライザのアトリエ、クリアしました。
△フォトモードで撮影した唯一の写真。時間あったら無限にこの機能で遊んでたと思います。
ライザのアトリエ、クリアしました。難易度Hard、メインストーリークリアまでの時間19:33。一言で感想を言うなら、めちゃめちゃ面白かったです。
ライザを始めるにあたって、実は少し不安がありました。筆者はアトリエシリーズ、不思議の三部作(ソフィー、フィリス、リディースール)が好きでして、その好きは特にキャラクターデザインを担当されたNOCO先生によるところが大きかったんです。NOCO先生の絵好きなんですよ。ゆ―げん先生の絵もすき。
それが新シリーズということでキャラデザがトリダモノ先生に変更になり。一躍ライザの太ももで話題にはなりましたが、筆者は「実際どうなんだ...確かにライザ可愛いけど...リラさんおっぱい大き過ぎね...?大丈夫かな...」みたいな。
△公式HPのリラさん。胸が大きい。
そんな不安をちょっと抱えながらプレイ始めたライザでしたが、まぁ、杞憂でした。はい。詳しくは後述しますが、このデザインにも明確な理由があった(と僕は解釈した)んですね。トリダモノ先生、すげえよ。
ゲームそのものの評価としては、過去のアトリエと比べても負けないくらい、というかたぶん、僕にとっては一番、ライザが面白かったです。プレイ直後の過大評価はあるかもしれませんけどね。わりかし、どの点を取っても文句ひとつないと言っても過言ではないくらい。手放しで「面白かったよ!」と人に勧められる作品は久しぶりかもしれません。
さて。感想に入っていきます。ここからはがっつりネタバレしてくので気を付けてください。
ざっくりとした目次的感想
1.秘密基地という舞台が刺さった
2.どのキャラクターもストーリーの中で成長がみられてとてもすこれる
3.システム面めちゃめちゃいいですよね(錬金・戦闘・ストーリー進行)
4.キロ・シャイナスさんがやばい
5.おっぱいの話
1.秘密基地という舞台
いいですよね。秘密基地。ワクワクします。
△秘密基地制作中のスチル 実質的にレントしか働いていない気がする。
そもそも「冒険」「秘密基地」という単語にワクワクしてしまう田舎育ちの筆者にとってこの舞台設定が心に来ました。田舎らしい島、虫の声やら農場の雰囲気。ステージ裏で流れる音にもかなりの拘りを感じます。
筆者は小さいころ、実際に近所の裏山に秘密基地を作ったりしていたので、そのころを思い出しながらあったかくなってたり。基地を立てるにあたって、ちょっと錬金術ずるくね?万能すぎない?とは思いましたが。私も錬金術の才能があれば立派な秘密基地が作れてたのかもしれない。ライザずるい。
2.どのキャラクターもストーリーの中で成長がみられてとてもすこれる
ライザ、レント、タオ、クラウディア、ボオス、リラ、アンペル。登場人物それぞれに、明確な成長がみられ、どのキャラクターも映える、素晴らしいストーリーだったと思います。
なんてことない日常から、熱中できるものを見つけたライザ、親父との関係を克服し、旅に出ることを決意したレント、家にある古書を解読し、留学を決めたタオ、ライザを通して勇気をもらい、父との関係を取り戻したクラウディア...これキリがないですね。以下割愛。
個人的にはアンペルさんが寄り添ってくれるシーンすこ。
△アンペルさんいけめんすぎる問題
3.システム面めちゃめちゃいいですよね(錬金・戦闘・ストーリー進行)
ライザはシステム面がめちゃめちゃいい。
まず戦闘、今作から仕様が変わりました。半オート的で、従来のターン制ではなくリアルタイムバトルになっています。かなりストレスフリーに直感的に行えるのが好印象。基本的に味方がオートで動いたりと、典型的なRPGのようにコマンドの通りの戦闘は難しいんですが、とにかくスピーディーな、爽快な戦闘になっている印象です。
好みは別れるかもしれませんが、純粋に「たのしい」戦闘になってた。と思います。たのしかった。
アイテム消費がなくなってCC制になったのも嫌いではないです。リビルドも含めて、一つのアイテムを徹底的に強化すればいいので、素材選びに躊躇がいらないのはよかった。
あとやっぱり、必殺技はいいですね。フェイタルドライブ。全員かっこいい。
△撮影するタイミングを完全に失敗した、リラさんのフェイタルドライブ。
錬金システムについても、新しいレシピの解禁方法が明確に見えるのは好印象。不思議シリーズだと、新しいレシピを思いつく手段がわからない、なんてことも結構あったんですが(特定の行動や、アイテムの入手がトリガーになっていた)今回は明確にわかる。そのうえで、どうやって達成するかを試行錯誤するプレイ感が良かったです。
ストーリー進行に関しても、「何をすればいいか分からず、立ちすくむ」ということはほとんどなく、そういう面に関してはストレスフリーに、楽しくできたと思います。聖なる雫と龍眼だけちょっと困った。地図の案内も丁寧。
-ボタンの移動に関してもすごく気楽にできた。ゲームの本質に関係ない、ただの無駄なストレス要因がほとんどなかったと思います。これらのシステムのおかげで、純粋にストーリー、戦闘、素材集めを楽しめた感があります。よかった。
4.キロ・シャイナスさんがやばい
△かわいい
△かわいい
△やさしい
△やさしい
すき。
メインキャラクターの中に刺さるキャラクターがいなかったので少しもにゅもにゅしていたところにぶっ刺さるキャラが降臨しました。100点。かわいい。すき。出番が少ないので次回作での活躍を期待しています。
頼むボオス、キロさんを幸せにしてやってくれ...。
5.おっぱいの話
最初に話したキャラクターデザインの話。あるいはリラさんとキロさんのぱいの話。
あのキャラデザインは、「リラさんはこちらの世界の人間ではない」という異常性、非日常性を暗示させるものだったんじゃないかな、と思います。よく見るとキロさんもでかいんですよね。オービス族は人間とは違う、という質の暗示。そのうえで属性としてはつよいですから。えらい。
最初はアンペルさんのデザインもあって、「まとめてそういうデザインの一群」なのかって見ちゃいますが、実は...という。そのあたり、本当に上手いなと思いました。
トリダモノ先生...すごい...。
・最後に
最後に雑談的につらつらと。間違えてスクショを何枚か削除してしまったので残弾が少ない。
難易度。Hardでやってたけどいい感じでした。難しすぎず、簡単すぎず。最初の龍と、二回目の龍で負けた以外はそう苦戦はせず、でも結構ギリギリも戦いもありという感じ。また高難易度に変えたり、裏のボスだったりと、クリア後の要素も楽しみです。
ストーリー。島という狭い領域で、あれだけの大きい話が展開されたのはすごかったです。なんで島に禁忌が多いのか、なんでボオスと三人は仲たがいをしていたのか、リラさん、アンペルさんは何者なのか、とか。いろいろと判明してくる謎にもワクワクしましたし。とてもよかった。絶対この人たち悪役でしょって疑ってごめんなさい、アンペルさん、リラさん。
欲を言えば、アガーテ姉さんとキロさんにはもっと絡んできてほしかった感はあります。クリア後のストーリーでなんかあるといいなぁ...。
編成。筆者は序盤がライザ・リラ・クラウディアのかわいい編成。終盤には強さを求めてレント・リラ・アンペルの脳筋編成でした。アンペルでコアアイテム投げまくるだけ。つよい。タオくんとクラウディアをあんまり活躍させられなかった印象なので、今後は編成に入れてみたいです。皆さんはどうでしたかね。
あとラスボス、二段階進化は燃えました。デザインは意外でしたが(女王って言ってたので完全に人型女性キャラだと思ってた。二形態も女性感はなかった...)。
がっつり準備しすぎて余裕で倒してしまったので「これはもしかして三段階目もあるのでは...!?」ってなったけどありませんでした。カマキリなのもモチーフ的にいいですね。女王感。
△こういうド王道すき いいですよね
・というあたりで。
と言うあたりで、感想は終わろうと思います。まーーーーじでたのしかった。次回作がもう今から楽しみですね。
ここまで、読んでくださってありがとうございました!
以上、ざんくらでした! (/・ω・)/